さて日常的に使われるもので「社債」という言葉があります。
この社債に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
社債がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは社債の読み方と意味、「しゃさい」と「しゃせき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.社債の正しい読み方は「しゃさい」「しゃせき」?
では社債の正しい読み方は、「しゃさい」「しゃせき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、社債の正しい読み方は「しゃさい」になります。
社債の”債”は「さい」と読むことはできますが、「せき」と読むことはできないので、社債を「しゃせき」と読むのは間違いです。
また社債(しゃさい)のように「社(しゃ)」が用いられている言葉には、
「社会(しゃかい)・社交(しゃこう)・社是(しゃぜ)・弊社(へいしゃ)」などがあります。
社債(しゃさい)のように「債(さい)」が用いられている言葉には、
「債務(さいむ)・債権(さいけん)・国債(こくさい)・負債(ふさい)」などがあります。
次の章で社債の意味と類義語について解説していきます。
2.社債の意味と類義語について
では社債の意味と類義語について見ていきましょう。
まず社債は「株式会社が、長期の資金調達のために発行する債務証券のこと」の意味として用いられています。
社債を用いた例文としては、「社債を売って現金化する」や、
「企業が社債を発行する」のような使い方で用いられています。
また社債の類義語としては、「国債(こくさい)・債権(さいけん)・外債(がいさい)・公債(こうさい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても社債と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「社債の読み方と意味、”しゃさい”と”しゃせき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 社債の正しい読み方は「しゃさい」で、「しゃせき」は間違い。
- 社債は「株式会社が、長期の資金調達のために発行する債務証券のこと」の意味。
- 社債の類義語には、「国債・債権・外債・公債」などがある。