このページでは知見の読み方と意味、「ちけん」と「しりみ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.知見の正しい読み方は「ちけん」「しりみ」?

 

結論から言ってしまうと、知見の正しい読み方は「ちけん」になります

 

知見の”知”は「し(る)」「し(り)」「ち」と読むことができますが、
知見は「ちけん」と読むのが正しく、「しりみ」と読むのは間違いです

 

 

 

また知見(ちけん)のように「知(ち)」が用いられている言葉には、
「知識(ちしき)・知育(ちいく)・知恵(ちえ)・承知(しょうち)」などがあります。

 

知見(ちけん)のように「見(けん)」が用いられている言葉には、
「見識(けんしき)・見聞(けんぶん)・見参(けんざん)・発見(はっけん)」などがあります。

 

 

次の章で知見の意味と類義語について解説していきます。

 

2.知見の意味と類義語について

 

知見は「知ることと見ること。また、見聞して知識を得ること/知識や見識のこと」の意味として用いられています。

 

 

知見を用いた例文としては、「専門家の知見を集結させる」や、
「彼は十分な知見を有している」のような使い方で用いられています。

 

一般的に知見は後者の意味で用いられることが多く、
どちらの例文も「知識や見識のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また知見の類義語としては、「教養(きょうよう)・良識(りょうしき)・素養(そよう)・心得(こころえ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても知見と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「知見の読み方と意味、”ちけん”と”しりみ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 知見の正しい読み方は「ちけん」で、「しりみ」は間違い。
  • 知見は「知ることと見ること。また、見聞して知識を得ること/知識や見識のこと」の意味。
  • 知見の類義語には、「教養・良識・素養・心得」などがある。

 

 

関連ページ