結論から言ってしまうと、最中の正しい読み方は「さなか」「さいちゅう」「もなか」になります。
”真っ最中”と書いた場合は「まっさなか」ではなく、「まっさいちゅう」と読みます。
一般的には最中は「さいちゅう」と読むことが多いです。
ただ最中は「さなか」「さいちゅう」「もなか」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で最中の意味について解説していきます。
最中(さなか)は「動作・状態などが一番盛んな状態にあるとき」の意味として用いられています。
最中を「さなか」と読むと上記のような意味になりますが、
「さいちゅう」「もなか」と読むとそれぞれ下記のような意味となります。
最中を「さいちゅう」と読むと「動作・状態などが一番盛んな状態にあるとき/真ん中」、「もなか」と読むと「動作・状態などが一番盛んな状態にあるとき/真ん中/和菓子のひとつ」の意味になります。
※上は和菓子の最中(もなか)の写真
「もなか」というのは、”糯米(もちごめ)の粉をこねて、薄くのばして焼いた皮を2枚合わせ、その中に餡子(あんこ)などを詰めた和菓子”になります。
このように最中は「さなか」「さいちゅう」「もなか」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
以上が「最中の読み方と意味、”さなか”と”さいちゅう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど