結論から言ってしまうと、現役の正しい読み方は「げんえき」になります。
現役の”役”は「やく」「えき」と読むことができますが、現役は「げんえき」と読むのが正しく、「げんやく」と読むのは間違いです。
また現役(げんえき)のように「現(げん)」が用いられている言葉には、
「現在(げんざい)・現場(げんば)・現象(げんしょう)・顕現(けんげん)」などがあります。
現役(げんえき)のように「役(えき)」が用いられている言葉には、
「役務(えきむ)・苦役(くえき)・使役(しえき)・雑役(ざつえき)」などがあります。
次の章で現役の意味について解説していきます。
現役は「現在ある地位・職などに就いて活動していること。また、その人のこと/高校に在学中の大学受験生のこと/旧日本陸海軍の常備兵役のひとつ」の意味として用いられています。
現役(高校に在学中の大学受験生のこと)は、”浪人(ろうにん)”に対する語になります。
現役を用いた例文としては、「彼は現役のプロ選手だ」や、
「現役で合格する」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「現在ある地位・職などに就いて活動していること」の意味、
後者の例文は「高校に在学中の大学受験生のこと」の意味で使用しています。
また現役の類義語としては、「在職(ざいしょく)・現場(げんば)・前線(ぜんせん)・第一線(だいいっせん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても現役と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「現役の読み方と意味、”げんえき”と”げんやく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど