さて日常的に使われることはあまりないですが、「燕麦」という言葉があります。
この燕麦に使用されている漢字(特に”燕”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは燕麦の読み方と意味、「えんばく」と「つばめむぎ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.燕麦の正しい読み方は「えんばく」「つばめむぎ」?
では燕麦の正しい読み方は、「えんばく」「つばめむぎ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、燕麦の正しい読み方は「えんばく」になります。
燕麦の”燕”は「つばめ」「えん」、”麦”は「むぎ」「ばく」と読むことができますが、燕麦は「えんばく」と読むのが正しく、「つばめむぎ」と読むのは間違いです。
また燕麦(えんばく)のように「燕(えん)」が用いられている言葉には、
「燕雀(えんじゃく)・燕脂(えんじ)・燕居(えんきょ)・飛燕(ひえん)」などがあります。
燕麦(えんばく)のように「麦(ばく)」が用いられている言葉には、
「麦芽(ばくが)・麦秋(ばくしゅう)・麦門冬(ばくもんどう)・麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」などがあります。
次の章で燕麦の意味について解説していきます。
2.燕麦の意味について
では燕麦の意味について見ていきましょう。
まず燕麦は「イネ科の1年草または2年草のこと」の意味として用いられています。
世界各地の温帯で栽培され、実をオートミールなどの原料としています。
※上はオートミールの写真
オートミールというのは”燕麦の実をひき割りにしたもの”で、牛乳でかゆ状に煮て、塩や砂糖などで味付けして食べられています。
以上が「燕麦の読み方と意味、”えんばく”と”つばめむぎ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 燕麦の正しい読み方は「えんばく」で、「つばめむぎ」は間違い。
- 燕麦は「イネ科の1年草または2年草のこと」の意味。