このページでは内弁慶の読み方と意味、「うちべんけい」と「ないべんけい」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、内弁慶の正しい読み方は「うちべんけい」になります。
内弁慶の”内”は「うち」「ない」と読むことができますが、内弁慶は「うちべんけい」と読むのが正しく、「ないべんけい」と読むのは間違いです。
また内弁慶(うちべんけい)のように「内(うち)」が用いられている言葉には、
「内孫(うちまご)・内訳(うちわけ)・内気(うちき)・内輪(うちわ)」などがあります。
次の章で内弁慶の意味について解説していきます。
内弁慶は「家の中では威張っているが、外では意気地(いくじ)のないこと。また、そのさまやそのような人のこと」の意味として用いられています。
意気地というのは、”自分の意思を通そうとする気構えのこと。また、物事をやり抜こうとする気構えのこと”を意味します。
内弁慶を用いた例文としては、「彼女は内弁慶だ」や、
「彼の内弁慶ぶりには呆れた」のような使い方で用いられています。
また内弁慶の類義語としては、「二面性(にめんせい)・表裏(ひょうり)・猫かぶり・八方美人(はっぽうびじん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても内弁慶と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「内弁慶の読み方と意味、”うちべんけい”と”ないべんけい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど