結論から言ってしまうと、上前の正しい読み方は「うわまえ」「じょうぜん」の両方になります。
上前の”上”は「うえ」「うわ」「じょう」、”前”は「まえ」「ぜん」と読むことができます。
一般的には上前は「うわまえ」と読むことが多いです。
ただ上前は「うわまえ」「じょうぜん」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で上前の意味について解説していきます。
上前(うわまえ)は「着物の前を合わせたとき、表に出る部分のこと/人に渡すべき代金や品物の一部のこと」の意味として用いられています。
上前(うわまえ)は”上前(うわまえ)をはねる”という慣用句で使われることが多く、「取り次ぐべき代金や品物の一部を、仲介者がかすめ取ること。他人の利益の一部分を勝手に自分のものにすること」の意味です。
上前を「うわまえ」と読むと上記のような意味になりますが、
「じょうぜん」と読むと「上部の前方のこと」の意味となります。
このように上前は「うわまえ」「じょうぜん」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
以上が「上前の読み方と意味、”うわまえ”と”じょうぜん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど