さて日常的に使われるもので「呈示」という言葉があります。
この呈示に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
呈示がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは呈示の読み方と意味、「ていし」と「ていじ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.呈示の正しい読み方は「ていし」「ていじ」?
では呈示の正しい読み方は、「ていし」「ていじ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、呈示の正しい読み方は「ていじ」になります。
呈示の”示”は「しめ(す)」「し」「じ」と読むことができますが、
呈示は「ていじ」と読むのが正しく、「ていし」と読むのは間違いです。
また呈示(ていじ)のように「呈(てい)」が用いられている言葉には、
「呈上(ていじょう)・謹呈(きんてい)・進呈(しんてい)・露呈(ろてい)」などがあります。
呈示(ていじ)のように「示(じ)」が用いられている言葉には、
「示談(じだん)・啓示(けいじ)・指示(しじ)・暗示(あんじ)」などがあります。
次の章で呈示の意味と類義語について解説していきます。
2.呈示の意味と類義語について
では呈示の意味と類義語について見ていきましょう。
まず呈示は「差し出して見せること」の意味として用いられています。
呈示を用いた例文としては、「入場券を呈示する」や、
「学生証を呈示する」のような使い方で用いられています。
また呈示の類義語としては、「提示(ていじ)・顕示(けんじ)・提出(ていしゅつ)・表示(ひょうじ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても呈示と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「呈示の読み方と意味、”ていし”と”ていじ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 呈示の正しい読み方は「ていじ」で、「ていし」は間違い。
- 呈示は「差し出して見せること」の意味。
- 呈示の類義語には、「提示・顕示・提出・表示」などがある。