施行の読み方と意味、「しこう」と「せこう」正しいのは?

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    さて日常的に使われるもので「施行」という漢字があります。

     

    この施行に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
    施行がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

     

    そこでこのページでは施行の読み方と意味、「しこう」と「せこう」どちらが正しいのかを解説します。

     

    どうぞご覧ください。

     

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    1.施行の正しい読み方は「しこう」「せこう」?

     

    では施行の正しい読み方は、「しこう」「せこう」どちらなのかを見ていきましょう。

     

    結論から言ってしまうと、施行の本来の読み方は「しこう」でしたが、
    いま現在では「しこう」と「せこう」のどちらでも問題はありません

     

    施行を「せこう」と読むのは本来の読み方ではなく、
    この「せこう」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。

     

    慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
    その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。

     

    簡単に言えば、施行を「せこう」と間違って読む人が増えたために、
    「しこう」でも「せこう」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。

     

    なのでいま現在での施行の読み方としては、「しこう」と「せこう」はどちらも正しい読み方となります。

     

    どちらの読み方についても辞典に載っています。
    (辞典によっては載っていないものもあります)

     

    一般的には「しこう」と読む人の割合のほうが多いです

     

     

    施行を「しこう」と読む人が多いのは、工事を行うという意味である”施工”と区別するためです。

     

    施行と施工は字が似ていますが、「施行は法律関係」で使用されることが多く、
    「施工は建築などの工事関係」で用いられます。

     

    このことからややこしいので「施行(しこう)」「施工(せこう)」と、
    それぞれをわざと区別して読んでいるようです。
    (「しこう」「せこう」どちらの読み方でも正しいです)

     

    ただ法律関係では「執行(しっこう)」という言葉が使われるときがあるので、
    そのときは「施行(しこう)」ではなく「施行(せこう)」と読むときもあるので覚えておいてください

     

     

    また施行(しこう)のように「施(し)」が用いられている言葉には、
    「実施(じっし)・施行(しぎょう)・施恵(しけい)・施設(しせつ)」などがあります。

     

    施行(せこう)のように「施(せ)」が用いられている言葉には、
    「布施(ふせ)・施主(せしゅ)・施錠(せじょう)・財施(ざいせ)」などがあります。

     

     

    次の章で施行の意味と類義語について解説していきます。

     

    2.施行の意味と類義語について

     

    では施行の意味と類義語について見ていきましょう。

     

    まず施行は「実際に行うこと/政策・計画などを実行すること/法令の効力を発生させること」の意味として用いられています。

     

    施行を用いた例文としては、「法を施行する」や、
    「A案の施行日は明日からだ」のような使い方で用いられています。

     

    例えば「明日から新しい法令が施行される」とすると、
    新しい法令の効力が発生する日が明日からということになります。

     

    ですのでたとえ新しく成立した法律が一般の人に知らされていても、その効力が発生していないときは、その法律はまだ”施行されていない状態”ということですので注意してください。

     

     

    またほとんど使われることはありませんが、施行は仏教用語で「せぎょう」とも読まれ、
    これは「僧侶や貧しい人に物を施し与えること」という意味で用いられています。

     

    なので施行を「しこう/せこう」、または「せぎょう」と読むかによって意味が異なります。

     

     

    そして施行(しこう/せこう)の類義語としては、「実行(じっこう)・実施(じっし)・適用(てきよう)」などの言葉が挙げられます

     

    どの言葉についても施行と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

     

     

    以上が「施行の読み方と意味、”しこう”と”せこう”正しいのは?」でした。

     

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    3.まとめ

    これまで説明したことをまとめますと、

    • 「しこう」が本来の読み方で、「せこう」は慣用読み。
    • 施行の読み方は、「しこう」「せこう」のどちらでも正しい。
    • 施行は「実際に行うこと/政策・計画などを実行すること/法令の効力を発生させること」の意味。
    • 施行の類義語には、「実行・実施・適用」などがある。

     

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