このページでは施工の読み方と意味、「せこう」と「しこう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.施工の正しい読み方は「せこう」「しこう」?

 

結論から言ってしまうと、施工の本来の読み方は「しこう」でしたが、
いま現在では「せこう」と「しこう」のどちらでも問題はありません

 

施工の”施”は「ほどこ(す)」「せ」「し」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には施工は「せこう」と読むことがほとんどです。

 

 

 

施工を「せこう」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「せこう」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。

 

慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。

 

 

簡単に言えば、施工を「せこう」と間違って読む人が増えたために、
「せこう」でも「しこう」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。

 

なのでいま現在での施工の読み方としては、「せこう」と「しこう」はどちらも正しい読み方となります。

 

 

 

施工を「せこう」と読むことが多いのは、政策・計画などを実行するなどの意味である”施行(しこう)”と区別するためです。

 

施工と施行は字が似ていますが、「施工は建築などの工事関係」で使用されることが多く、「施行は法律関係」で用いられます。

 

 

このことからややこしいので「施工(せこう)」「施行(しこう)」と、それぞれをわざと区別して読んでいるようです。

 

(再度言いますが、施工は「せこう」「しこう」どちらの読み方でも正しいです)

 

次の章で施工の意味について解説していきます。

 

2.施工の意味について

 

施工は「工事を行うこと」の意味として用いられています。

 

 

施工を用いた例文としては、「施工時における注意事項」や、
「施工期間は3ヶ月ほどを予定している」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「施工の読み方と意味、”せこう”と”しこう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「しこう」が本来の読み方で、「せこう」は慣用読み。
  • 施工の読み方は、「せこう」「しこう」のどちらでも正しい。
  • 施工は「工事を行うこと」の意味。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!