このページでは逸民の読み方と意味、「いつみん」と「めんみん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.逸民の正しい読み方は「いつみん」「めんみん」?

 

結論から言ってしまうと、逸民の正しい読み方は「いつみん」になります

 

逸民の”逸”は「そ(れる)」「いつ」と読むことはできますが、「めん」と読むことはできないので、逸民を「めんみん」と読むのは間違いです

 

 

 

また逸民(いつみん)のように「逸(いつ)」が用いられている言葉には、
「逸脱(いつだつ)・逸材(いつざい)・秀逸(しゅういつ)・捕逸(ほいつ)」などがあります。

 

逸民(いつみん)のように「民(みん)」が用いられている言葉には、
「民間(みんかん)・民意(みんい)・民営(みんえい)・平民(へいみん)」などがあります。

 

 

次の章で逸民の意味について解説していきます。

 

2.逸民の意味について

 

逸民は「俗世間を逃れて、隠れて暮らす人のこと」の意味として用いられています。

 

 

逸民を用いた例文としては、「逸民なしにこの問題は語れない」や、
「逸民としての生活も捨てがたい」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また逸民の類義語としては、「隠居(いんきょ)・隠遁(いんとん)・隠者(いんじゃ)・脱俗(だつぞく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても逸民と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「逸民の読み方と意味、”いつみん”と”めんみん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 逸民の正しい読み方は「いつみん」で、「めんみん」は間違い。
  • 逸民は「俗世間を逃れて、隠れて暮らす人のこと」の意味。
  • 逸民の類義語には、「隠居・隠遁・隠者・脱俗」などがある。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!