結論から言ってしまうと、半生の正しい読み方は「はんなま」「はんせい」「はんしょう」になります。
半生の”生”は「い(きる)」「なま」「せい」「しょう」と読むことができます。
ただ半生は「はんなま」「はんせい」「はんしょう」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で半生の意味について解説していきます。
半生(はんなま)は「生煮えであること/生乾きであること/知識などが十分でないこと」の意味として用いられています。
半生を「はんなま」と読むと上記のような意味になりますが、
「はんせい」「はんしょう」と読むとそれぞれ下記のような意味となります。
半生を「はんせい」と読むと「一生の半分のこと。また、その時までの生涯のこと」の意味で、「はんしょう」と読むと「生死の境(さかい)にあること」の意味となります。
このように半生は「はんなま」「はんせい」「はんしょう」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
半生を用いた例文としては、「半生(はんなま)な学問を勉強し直す」や、「この研究に半生(はんせい)を費やした」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「知識などが十分でないこと」の意味で、後者の例文は「一生の半分のこと。また、その時までの生涯のこと」の意味で使用しています。
以上が「半生の読み方と意味、”はんなま”と”はんせい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど