結論から言ってしまうと、泥むの正しい読み方は「なずむ」になります。
泥むの”泥”は「どろ」「なず(む)」「でい」と読むことができますが、
泥むは「なずむ」と読むのが正しく、「どろむ」と読むのは間違いです。
次の章で泥むの意味について解説していきます。
泥むは「そのことに心が囚(とら)われること。執着すること/その動作・状態が、思うように進行・変化しないで停滞すること」の意味として用いられています。
泥むを用いた例文としては、「古くからの慣習に泥む」や、
「暮れ泥む空を眺める」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「そのことに心が囚われること。執着すること」の意味で、
後者の例文は「その動作・状態が、思うように進行・変化しないで停滞すること」の意味で使用しています。
また泥むの類義語としては、「拘泥(こうでい)・頓着(とんちゃく)・停滞(ていたい)・鈍化(どんか)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても泥むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「泥むの読み方と意味、”どろむ”と”なずむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど