このページでは口中の読み方と意味、「くちじゅう」と「こうちゅう」どちらが正しいのかを解説しています。

結論から言ってしまうと、口中の正しい読み方は「くちじゅう」「こうちゅう」の両方になります。

口中の”口”は「くち」「こう」、”中”は「なか」「ちゅう」「じゅう」と読むことができます。

口中は”口中（こうちゅう）清涼剤”のように名詞の前に付く場合は「こうちゅう」、それ以外の”口中（くちじゅう）に広がる旨味”のような場合は「くちじゅう」と読まれることが多いです。

（名字で口中を「くちなか」と読む場合もありますが、名字以外で口中を「くちなか」と読むのは間違いです）

また口中（くちじゅう）のように「中（じゅう）」が用いられている言葉には、
「講中（こうじゅう）・年中（ねんじゅう）・世界中（せかいじゅう）」などがあります。

口中（こうちゅう）のように「中（ちゅう）」が用いられている言葉には、
「中核（ちゅうかく）・中心（ちゅうしん）・中間（ちゅうかん）・命中（めいちゅう）」などがあります。

次の章で口中の意味について解説していきます。

口中は「口の中。口の中全体のこと」の意味として用いられています。

口中を用いた例文としては、「口中に清涼感が広がる」や、
「しばらく口中に水を含んだ状態でいる」のような使い方で用いられています。

また口中の類義語としては、「口腔（こうくう）・口蓋（こうがい）・口元（くちもと）・口辺（こうへん）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても口中と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「口中の読み方と意味、”くちじゅう”と”こうちゅう”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

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