結論から言ってしまうと、目利きの正しい読み方は「めきき」になります。
目利きの”利”は「き(く)」「り」と読むことができますが、目利きは「めきき」と読むのが正しく、「めりき」と読むのは間違いです。
また目利き(めきき)のように「利(き)」が用いられている言葉には、
「利き腕(ききうで)・右利き(みぎきき)・左利き(ひだりきき)・利き酒(ききざけ)」などがあります。
次の章で目利きの意味と類義語について解説していきます。
目利きは「陶器・刀剣・書画などの真贋(しんがん)・良否を見分けること。また、その能力を備えた人のこと」の意味として用いられています。
真贋というのは、”本物と偽物のこと”を意味します。
目利きを用いた例文としては、「彼は優れた書画の目利きだ」や、
「彼は骨董品の目利きとして有名だ」のような使い方で用いられています。
また目利きの類義語としては、「慧眼(けいがん)・眼力(がんりき)・炯眼(けいがん)・鑑識(かんしき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても目利きと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「目利きの読み方と意味、”めりき”と”めきき”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>