結論から言ってしまうと、名号の正しい読み方は「めいごう」「みょうごう」の両方になります。
名号の”名”は「な」「めい」「みょう」と読むことができます。
一般的には名号は「みょうごう」と読むことが多いです。
ただ名号は「めいごう」「みょうごう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また名号(めいごう)のように「名(めい)」が用いられている言葉には、
「名家(めいか)・名鑑(めいかん)・名言(めいげん)・除名(じょめい)」などがあります。
名号(みょうごう)のように「名(みょう)」が用いられている言葉には、
「名字(みょうじ)・功名(こうみょう)・悪名(あくみょう)・大名(だいみょう)」などがあります。
次の章で名号の意味について解説していきます。
名号(めいごう)は「呼び名。称号のこと/評判。名声のこと/仏・菩薩(ぼさつ)の名のこと」の意味として用いられています。
名号を「めいごう」と読むと上記のような意味になりますが、
「みょうごう」と読むと「仏・菩薩の名のこと」の意味のみとなります。
特に、”阿弥陀仏(あみだぶつ)”のことを指します。
このように名号は「めいごう」「みょうごう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また名号の類義語としては、「戒名(かいみょう)・法名(ほうみょう)・安名(あんみょう)・道号(どうごう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても名号と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「名号の読み方と意味、”めいごう”と”みょうごう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど