跳梁の読み方と意味、「ちょうりゅう」と「ちょうりょう」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「跳梁」という言葉があります。

 

この跳梁に使用されている漢字(特に”梁”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは跳梁の読み方と意味、「ちょうりゅう」と「ちょうりょう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.跳梁の正しい読み方は「ちょうりゅう」「ちょうりょう」?

 

では跳梁の正しい読み方は、「ちょうりゅう」「ちょうりょう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、跳梁の正しい読み方は「ちょうりょう」になります

 

跳梁の”跳”は「は(ねる)」「ちょう」、”梁”は「はり」「りょう」と読むことはできますが、”梁”は「りゅう」と読むことはできないので、跳梁を「ちょうりゅう」と読むのは間違いです

 

 

 

また跳梁(ちょうりょう)のように「跳(ちょう)」が用いられている言葉には、
「跳躍(ちょうやく)・跳馬(ちょうば)・跳舞(ちょうぶ)」などがあります。

 

跳梁(ちょうりょう)のように「梁(りょう)」が用いられている言葉には、
「梁材(りょうざい)・梁木(りょうぼく)・棟梁(とうりょう)・橋梁(きょうりょう)」などがあります。

 

 

次の章で跳梁の意味と類義語について解説していきます。

 

2.跳梁の意味と類義語について

 

では跳梁の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず跳梁は「跳(は)ね回ること/(転じて)悪者などが蔓延(はびこ)り、好き勝手に行動すること」の意味として用いられています。

 

 

跳梁を用いた例文としては、「無法者が跳梁する」や、
「ここらの地域では山賊が跳梁している」のような使い方で用いられています。

 

一般的に跳梁は後者の意味で使われることが多く、どちらの例文も「悪者などが蔓延り、好き勝手に行動すること」の意味で使用しています。

 

 

 

また跳梁の類義語としては、「跋扈(ばっこ)・横行(おうこう)・蹂躙(じゅうりん)・席巻(せっけん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても跳梁と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「跳梁の読み方と意味、”ちょうりゅう”と”ちょうりょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ