さて日常的に使われるもので「外法」という言葉があります。
この外法に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
外法がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは外法の読み方と意味、「そとのり」と「がいほう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.外法の正しい読み方は「そとのり」「がいほう」?
では外法の正しい読み方は、「そとのり」「がいほう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、外法の正しい読み方は「そとのり」「げほう」になります。
外法の”外”は「そと」「がい」「げ」、”法”は「のり」「ほう」と読むことができますが、外法を「がいほう」と読むのは間違いです。
一般的には外法は「そとのり」と読むことが多いです。
ただ外法は「そとのり」「げほう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また外法(げほう)のように「外(げ)」が用いられている言葉には、
「外科(げか)・外道(げどう)・外陣(げじん)・外題(げだい)」などがあります。
外法(そとのり)のように「法(のり)」が用いられている言葉は、
外法の他には「内法(うちのり)」しか見つけることができませんでした。
次の章で外法の意味と類義語について解説していきます。
2.外法の意味と類義語について
では外法の意味と類義語について見ていきましょう。
まず外法(そとのり)は「容器・管などの厚みを加えた外側で測った寸法のこと」の意味として用いられています。
外法を「そとのり」と読むと上記のような意味になりますが、「げほう」と読むと「仏教以外の教法。また、呪術・妖術などのこと」の意味となります。
このように外法は「そとのり」「げほう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
また外法(そとのり)の類義語としては、「外径(がいけい)・口径(こうけい)・内法(うちのり)・差し渡し(さしわたし)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても外法と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「外法の読み方と意味、”そとのり”と”がいほう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 外法の正しい読み方は「そとのり」「げほう」の両方で、「がいほう」は間違い。
- 外法(そとのり)は「容器・管などの厚みを加えた外側で測った寸法のこと」の意味。
- 外法(げほう)は「仏教以外の教法。また、呪術・妖術などのこと」の意味。
- 外法(そとのり)の類義語には、「外径・口径・内法・差し渡し」などがある。