さて日常的に使われるもので「雪害」という言葉があります。
この雪害に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
雪害がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは雪害の読み方と意味、「ゆきがい」と「せつがい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.雪害の正しい読み方は「ゆきがい」「せつがい」?
では雪害の正しい読み方は、「ゆきがい」「せつがい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、雪害の正しい読み方は「せつがい」になります。
雪害の”雪”は「ゆき」「せつ」と読むことができますが、雪害は「せつがい」と読むのが正しく、「ゆきがい」と読むのは間違いです。
また雪害(せつがい)のように「雪(せつ)」が用いられている言葉には、
「雪辱(せつじょく)・雪原(せつげん)・風雪(ふうせつ)・蛍雪(けいせつ)」などがあります。
雪害(せつがい)のように「害(がい)」が用いられている言葉には、
「害悪(がいあく)・公害(こうがい)・利害(りがい)・被害(ひがい)」などがあります。
次の章で雪害の意味と類義語について解説していきます。
2.雪害の意味と類義語について
では雪害の意味と類義語について見ていきましょう。
まず雪害は「降雪・雪崩(なだれ)によって、交通・建築物・農作物などが受ける被害のこと」の意味として用いられています。
雪害を用いた例文としては、「雪害対策を行う」や、
「雪害により新幹線が止まっている」のような使い方で用いられています。
また雪害の類義語としては、「冷害(れいがい)・凍害(とうがい)・霜害(そうがい)・雹害(ひょうがい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても雪害と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「雪害の読み方と意味、”ゆきがい”と”せつがい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 雪害の正しい読み方は「せつがい」で、「ゆきがい」は間違い。
- 雪害は「降雪・雪崩(なだれ)によって、交通・建築物・農作物などが受ける被害のこと」の意味。
- 雪害の類義語には、「冷害・凍害・霜害・雹害」などがある。