さて日常的に使われることはあまりないですが、「白毫」という言葉があります。
この白毫に使用されている漢字(特に”毫”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは白毫の読み方と意味、「はくごう」と「びゃくごう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.白毫の正しい読み方は「はくごう」「びゃくごう」?
では白毫の正しい読み方は、「はくごう」「びゃくごう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、白毫の正しい読み方は「びゃくごう」になります。
白毫の”白”は「しろ」「はく」「びゃく」、”毫”は「ごう」と読むことができますが、白毫は「びゃくごう」と読むのが正しく、「はくごう」と読むのは間違いです。
また白毫(びゃくごう)のように「白(びゃく)」が用いられている言葉には、
「白夜(びゃくや)・白蓮(びゃくれん)・黒白(こくびゃく)・啓白(けいびゃく)」などがあります。
白毫(びゃくごう)のように「毫(ごう)」が用いられている言葉には、
「秋毫(しゅうごう)・寸毫(すんごう)・揮毫(きごう)・分毫(ぶんごう)」などがあります。
次の章で白毫の意味について解説していきます。
2.白毫の意味について
では白毫の意味について見ていきましょう。
まず白毫は「仏の眉間にあるとされる白い毛のこと」の意味として用いられています。
白毫は”光を放ち世界を照らす”とされています。
仏像では水晶などをはめ込んだり、浮き彫りにしたりして白毫を表現しています。
以上が「白毫の読み方と意味、”はくごう”と”びゃくごう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 白毫の正しい読み方は「びゃくごう」で、「はくごう」は間違い。
- 白毫は「仏の眉間にあるとされる白い毛のこと」の意味。