さて日常的に使われることはほとんどないですが、「眉雪」という言葉があります。
この眉雪に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
眉雪がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは眉雪の読み方と意味、「びせつ」と「まゆゆき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.眉雪の正しい読み方は「びせつ」「まゆゆき」?
では眉雪の正しい読み方は、「びせつ」「まゆゆき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、眉雪の正しい読み方は「びせつ」になります。
眉雪の”眉”は「まゆ」「び」「み」と読むことができますが、眉雪は「びせつ」と読むのが正しく、「まゆゆき」と読むのは間違いです。
また眉雪(びせつ)のように「眉(び)」が用いられている言葉には、
「眉目(びもく)・眉月(びげつ)・白眉(はくび)・画眉(がび)」などがあります。
眉雪(びせつ)のように「雪(せつ)」が用いられている言葉には、
「雪辱(せつじょく)・雪害(せつがい)・冠雪(かんせつ)・風雪(ふうせつ)」などがあります。
次の章で眉雪の意味と類義語について解説していきます。
2.眉雪の意味と類義語について
では眉雪の意味と類義語について見ていきましょう。
まず眉雪は「雪のように白い眉毛のこと/(転じて)老人のこと」の意味として用いられています。
眉雪を用いた例文としては、「彼は若者にしては珍しい眉雪だ」や、
「眉雪の老人の言葉を思い出す」のような使い方で用いられています。
どちらの例文も「雪のように白い眉毛のこと」の意味で使用しています。
また眉雪の類義語としては、「老体(ろうたい)・長老(ちょうろう)・昔人(むかしびと)・年寄り(としより)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても眉雪と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「眉雪の読み方と意味、”びせつ”と”まゆゆき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 眉雪の正しい読み方は「びせつ」で、「まゆゆき」は間違い。
- 眉雪は「雪のように白い眉毛のこと/(転じて)老人のこと」の意味。
- 眉雪の類義語には、「老体・長老・昔人・年寄り」などがある。