結論から言ってしまうと、罷るの正しい読み方は「まかる」になります。
罷るの”罷”は「まか(る)」「ひ」と読むことはできますが、「そし(る)」と読むことはできないので、罷るを「そしる」と読むのは間違いです。
「そしる」というのは、”謗る・誹る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で罷るの意味と類義語について解説していきます。
罷るの意味は下記のとおりです。
貴人というのは、”地位・身分の高い人のこと”を意味します。
罷るを用いた例文としては、「ただいま罷り越しました」や、
「それが罷り通るのはおかしい」のような使い方で用いられています。
”罷り越す”というのは「参上する」の意味で、”罷り通る”というのは「通る。通用する」の意味になります。
一般的に罷るは「(他の動詞の上に付いて)改まった言い方にする言葉」の意味で使われることが多く、どちらの例文も「(他の動詞の上に付いて)改まった言い方にする言葉」の意味で使用しています。
以上が「罷るの読み方と意味、”そしる”と”まかる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<罷るの意味>
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>