結論から言ってしまうと、玉簾の正しい読み方は「たますだれ」「ぎょくれん」の両方になります。
玉簾の”玉”は「たま」「ぎょく」、”簾”は「すだれ」「れん」と読むことができます。
一般的には玉簾は「たますだれ」と読むことがほとんどです。
ただ玉簾は「たますだれ」「ぎょくれん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で玉簾の意味について解説していきます。
※上は簾(すだれ)の写真
玉簾(たますだれ)は「玉で飾った簾(すだれ)。また、簾の美称のこと/ヒガンバナ科の多年草のこと」の意味として用いられています。
※上は玉簾(ヒガンバナ科の多年草)の写真
後者の「ヒガンバナ科の多年草のこと」は、地下の鱗茎(りんけい)から細長い葉が群がって出て、夏頃に高さ30センチメートルほどの茎を出し、クロッカスに似た白い花を咲かせます。
玉簾を「たますだれ」と読むと上記のような意味になりますが、
「ぎょくれん」と読むと「玉で飾った簾。また、簾の美称のこと」の意味のみとなります。
このように玉簾は「たますだれ」「ぎょくれん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
以上が「玉簾の読み方と意味、”たますだれ”と”ぎょくれん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど