このページでは弔鐘の読み方と意味、「いしょう」と「ちょうしょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.弔鐘の正しい読み方は「いしょう」「ちょうしょう」?

 

結論から言ってしまうと、弔鐘の正しい読み方は「ちょうしょう」になります

 

弔鐘の”弔”は「とむら(う)」「ちょう」、”鐘”は「かね」「しょう」と読むことはできますが、”弔”は「い」と読むことはできないので、弔鐘を「いしょう」と読むのは間違いです

 

 

 

また弔鐘(ちょうしょう)のように「弔(ちょう)」が用いられている言葉には、
「弔電(ちょうでん)・弔事(ちょうじ)・弔問(ちょうもん)・慶弔(けいちょう)」などがあります。

 

弔鐘(ちょうしょう)のように「鐘(しょう)」が用いられている言葉には、
「鐘楼(しょうろう)・警鐘(けいしょう)・半鐘(はんしょう)・晩鐘(ばんしょう)」などがあります。

 

 

次の章で弔鐘の意味について解説していきます。

 

2.弔鐘の意味について

 

弔鐘は「死者を弔うために打ち鳴らす鐘のこと」の意味として用いられています。

 

 

弔鐘を用いた例文としては、「定刻に弔鐘が鳴らされた」や、
「弔鐘が遠くから鳴り響いた」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また弔鐘の類義語としては、「弔砲(ちょうほう)・弔銃(ちょうじゅう)・礼砲(れいほう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても弔鐘と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「弔鐘の読み方と意味、”いしょう”と”ちょうしょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 弔鐘の正しい読み方は「ちょうしょう」で、「いしょう」は間違い。
  • 弔鐘は「死者を弔うために打ち鳴らす鐘のこと」の意味。
  • 弔鐘の類義語には、「弔砲・弔銃・礼砲」などがある。

 

 

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