結論から言ってしまうと、御中の正しい読み方は「おんちゅう」になります。
御中の”御”は「ご」「お」「ぎょ」「おん」と読むことができますが、
御中は「おんちゅう」と読むのが正しく、「ごちゅう」と読むのは間違いです。
次の章で御中の意味について解説していきます。
御中は「郵便物のあて先が団体・会社(個人以外)の場合に、あて先の下に付ける敬称のこと」の意味として用いられています。
例えばある会社の人事部あてに郵便物を送りたいのであれば、
「○○会社 人事部 御中」のように”御中”という敬称を付けます。
人事部というのは個人ではなく団体になるので、この場合は敬称には”御中”を付けます。
ですが人事部に在籍するAさんあてに郵便物を届けたいのであれば、
「○○会社 人事部 A様」のように”様”という敬称を付けることになります。
このように郵便物のあて先が団体(個人でない)なら敬称に”御中”を、
団体ではなく個人あての郵便物であれば敬称に”様”を付けるのが一般的です。
以上が「御中の読み方と意味、”おんちゅう”と”ごちゅう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど