結論から言ってしまうと、細筆の正しい読み方は「さいひつ」になります。
細筆の”筆”は「ふで」「ひつ」と読むことができますが、細筆は「さいひつ」と読むのが正しく、「ほそふで」と読むのは間違いです。
また細筆(さいひつ)のように「細(さい)」が用いられている言葉には、
「細密(さいみつ)・細心(さいしん)・明細(めいさい)・詳細(しょうさい)」などがあります。
細筆(さいひつ)のように「筆(ひつ)」が用いられている言葉には、
「筆談(ひつだん)・筆舌(ひつぜつ)・代筆(だいひつ)・才筆(さいひつ)」などがあります。
次の章で細筆の意味について解説していきます。
細筆は「細い筆のこと/字を細かく書くこと/細かいことまで詳しく書くこと」の意味として用いられています。
細筆を用いた例文としては、「そこは細筆を使った方が良い」や、
「その時に何が起こったのかを細筆する」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「細い筆のこと」の意味で、後者の例文は「細かいことまで詳しく書くこと」の意味で使用しています。
また細筆の類義語としては、「記載(きさい)・注記(ちゅうき)・列記(れっき)・特筆(とくひつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても細筆と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「細筆の読み方と意味、”ほそふで”と”さいひつ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど