細腕の読み方と意味、「ほそうで」と「さいわん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「細腕」という言葉があります。

 

この細腕に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
細腕がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは細腕の読み方と意味、「ほそうで」と「さいわん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.細腕の正しい読み方は「ほそうで」「さいわん」?

 

では細腕の正しい読み方は、「ほそうで」「さいわん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、細腕の正しい読み方は「ほそうで」になります

 

細腕の”腕”は「うで」「わん」と読むことができますが、細腕は「ほそうで」と読むのが正しく、「さいわん」と読むのは間違いです

 

 

 

また細腕(ほそうで)のように「細(ほそ)」が用いられている言葉には、
「細身(ほそみ)・細道(ほそみち)・細細(ほそぼそ)・細面(ほそおもて)」などがあります。

 

細腕(ほそうで)のように「腕(うで)」が用いられている言葉には、
「腕前(うでまえ)・腕輪(うでわ)・片腕(かたうで)・凄腕(すごうで)」などがあります。

 

 

次の章で細腕の意味と類義語について解説していきます。

 

2.細腕の意味と類義語について

 

では細腕の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず細腕は「細く弱々しい腕のこと/(比喩的に)弱い生活力のこと」の意味として用いられています。

 

生活力というのは、”社会生活を営むのに必要な能力のこと”で、特に経済的な能力について指すことが多いです。

 

 

 

細腕を用いた例文としては、「細腕だが凄い力持ちだ」や、
「女の細腕で今まで育ててもらった」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「細く弱々しい腕のこと」の意味で、
後者の例文は「弱い生活力のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また細腕の類義語としては、「華奢(きゃしゃ)・貧乏(びんぼう)・困窮(こんきゅう)・貧困(ひんこん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても細腕と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「細腕の読み方と意味、”ほそうで”と”さいわん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ