さて日常的に使われるもので「屠る」という言葉があります。
この屠るに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは屠るの読み方と意味、「そしる」と「ほふる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.屠るの正しい読み方は「そしる」「ほふる」?
では屠るの正しい読み方は、「そしる」「ほふる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、屠るの正しい読み方は「ほふる」になります。
屠るの”屠”は「ほふ(る)」「と」と読むことはできますが、「そし(る)」と読むことはできないので、屠るを「そしる」と読むのは間違いです。
「そしる」というのは、”謗る・誹る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で屠るの意味と類義語について解説していきます。
2.屠るの意味と類義語について
では屠るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず屠るは「体を切り裂くこと。また、切り殺すこと/敵を破ること。敵を打ち負かすこと」の意味として用いられています。
屠るを用いた例文としては、「獲物を屠る」や、「宿敵を屠る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「体を切り裂くこと。また、切り殺すこと」の意味で、後者の例文は「敵を破ること。敵を打ち負かすこと」の意味で使用しています。
また屠るの類義語としては、「凶行(きょうこう)・殺傷(さっしょう)・撃破(げきは)・撃退(げきたい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても屠ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「屠るの読み方と意味、”そしる”と”ほふる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 屠るの正しい読み方は「ほふる」で、「そしる」は間違い。
- 屠るは「体を切り裂くこと。また、切り殺すこと/敵を破ること。敵を打ち負かすこと」の意味。
- 屠るの類義語には、「凶行・殺傷・撃破・撃退」などがある。