結論から言ってしまうと、屠るの正しい読み方は「ほふる」になります。
屠るの”屠”は「ほふ(る)」「と」と読むことはできますが、「そし(る)」と読むことはできないので、屠るを「そしる」と読むのは間違いです。
「そしる」というのは、”謗る・誹る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で屠るの意味について解説していきます。
屠るは「体を切り裂くこと。また、切り殺すこと/敵を破ること。敵を打ち負かすこと」の意味として用いられています。
屠るを用いた例文としては、「獲物を屠る」や、「宿敵を屠る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「体を切り裂くこと。また、切り殺すこと」の意味で、後者の例文は「敵を破ること。敵を打ち負かすこと」の意味で使用しています。
また屠るの類義語としては、「凶行(きょうこう)・殺傷(さっしょう)・撃破(げきは)・撃退(げきたい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても屠ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「屠るの読み方と意味、”そしる”と”ほふる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど