結論から言ってしまうと、徴収の正しい読み方は「ちょうしゅう」になります。
徴収の”徴”は「ちょう」と読むことはできますが、「び」と読むことはできないので、徴収を「びしゅう」と読むのは間違いです。
徴収の”徴(ちょう)”という字は、”微(び)”という字に似ているため注意が必要です。
また徴収(ちょうしゅう)のように「徴(ちょう)」が用いられている言葉には、
「徴兵(ちょうへい)・徴集(ちょうしゅう)・象徴(しょうちょう)・特徴(とくちょう)」などがあります。
徴収(ちょうしゅう)のように「収(しゅう)」が用いられている言葉には、
「収益(しゅうえき)・収入(しゅうにゅう)・収束(しゅうそく)・収穫(しゅうかく)」などがあります。
次の章で徴収の意味について解説していきます。
徴収は「金銭などを取り立てること/国または公共団体が、国民から税金・手数料などを取り立てること」の意味として用いられています。
徴収を用いた例文としては、「会費を徴収する」や、「税の徴収を行う」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「金銭などを取り立てること」の意味で、後者の例文は「国または公共団体が、国民から税金・手数料などを取り立てること」の意味で使用しています。
また徴収の類義語としては、「賦課(ふか)・追徴(ついちょう)・課税(かぜい)・収斂(しゅうれん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても徴収と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「徴収の読み方と意味、”ちょうしゅう”と”びしゅう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど