結論から言ってしまうと、祟るの正しい読み方は「たたる」になります。
祟るの”祟”は「たた(る)」「すい」と読むことはできますが、「まつ(る)」と読むことはできないので、祟るを「まつる」と読むのは間違いです。
祟るの”祟(たたる、すい)”という字は、”崇(あがめる、すう)”という字によく似ているため注意が必要です。
次の章で祟るの意味について解説していきます。
祟るは「神仏や怨霊(おんりょう)などが災いをすること/あることが原因となって悪い結果が生じること」の意味として用いられています。
祟るを用いた例文としては、「触らぬ神に祟りなしだ」や、
「無理が祟って風邪を引いてしまった」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「神仏や怨霊などが災いをすること」の意味で、
後者の例文は「あることが原因となって悪い結果が生じること」の意味で使用しています。
また祟るの類義語としては、「怪異(かいい)・霊験(れいげん)・起因(きいん)・誘因(ゆういん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても祟ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「祟るの読み方と意味、”たたる”と”まつる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど