不興の読み方と意味、「ふこう」と「ふきょう」正しいのは？

このページでは不興の読み方と意味、「ふこう」と「ふきょう」どちらが正しいのかを解説しています。

１．不興の正しい読み方は「ふこう」「ふきょう」？

結論から言ってしまうと、不興の正しい読み方は「ふきょう」「ぶきょう」になります。

不興の”不”は「ふ」「ぶ」、”興”は「おこ（す）」「こう」「きょう」と読むことができますが、不興は「ふきょう」「ぶきょう」と読むのが正しく、「ふこう」と読むのは間違いです。

ただ一般的には不興は「ふきょう」と読むことがほとんどです。

また不興（ふきょう）のように「不（ふ）」が用いられている言葉には、
「不穏（ふおん）・不覚（ふかく）・不屈（ふくつ）・不安（ふあん）」などがあります。

不興（ふきょう）のように「興（きょう）」が用いられている言葉には、
「興味（きょうみ）・座興（ざきょう）・即興（そっきょう）・余興（よきょう）」などがあります。

次の章で不興の意味について解説していきます。

不興は「面白くないこと。興（きょう）の冷めるさま/目上の人の機嫌（きげん）を損ねること」の意味として用いられています。

不興を用いた例文としては、「宴会が不興になる」や、
「上司の不興を買ってしまった」のような使い方で用いられています。

前者の例文は「面白くないこと。興の冷めるさま」の意味で、
後者の例文は「目上の人の機嫌を損ねること」の意味で使用しています。

また不興の類義語としては、「反感（はんかん）・業腹（ごうはら）・嫌忌（けんき）・不機嫌（ふきげん）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても不興と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「不興の読み方と意味、”ふこう”と”ふきょう”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、