さて日常的に使われるもので「毟る」という言葉があります。
この毟るに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは毟るの読み方と意味、「そしる」と「むしる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.毟るの正しい読み方は「そしる」「むしる」?
では毟るの正しい読み方は、「そしる」「むしる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、毟るの正しい読み方は「むしる」になります。
毟るの”毟”は「むし(る)」と読むことはできますが、「そし(る)」と読むことはできないので、毟るを「そしる」と読むのは間違いです。
「そしる」というのは、”謗る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で毟るの意味と類義語について解説していきます。
2.毟るの意味と類義語について
では毟るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず毟るは「掴(つか)んで引き抜いたり引きちぎったりすること/少しずつちぎり取ること」の意味として用いられています。
毟るを用いた例文としては、「庭の草を毟る」や、「パンを毟って食べる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「掴んで引き抜いたり引きちぎったりすること」の意味で、後者の例文は「少しずつちぎり取ること」の意味で使用しています。
また毟るの類義語としては、「摘む(つむ)・抜く(ぬく)・採る(とる)・間引き(まびき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても毟ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「毟るの読み方と意味、”そしる”と”むしる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 毟るの正しい読み方は「むしる」で、「そしる」は間違い。
- 毟るは「掴んで引き抜いたり引きちぎったりすること/少しずつちぎり取ること」の意味。
- 毟るの類義語には、「摘む・抜く・採る・間引く」などがある。