結論から言ってしまうと、衝くの正しい読み方は「つく」になります。
衝くの”衝”は「つ(く)」「しょう」と読むことはできますが、「つつ(く)」と読むことはできないので、衝くを「つつく」と読むのは間違いです。
「つつく」というのは、”突く”と書き表されるため注意が必要です。
ただ”突く”は一般的に「つく」と読むことがほとんどで、「つつく」はひらがなで”つつく”と表記されることがほとんどです。
次の章で衝くの意味について解説していきます。
衝くは「相手の欠点や、弱点を攻撃すること/心や感覚を強く刺激すること/勢いよく突き抜けること/障害や悪条件を問題にしないで何かをすること」の意味として用いられています。
衝くというのは、一般的に”突く”が用いられることが多く、”突く”には上記の衝くの意味がすべて含まれています。
衝くを用いた例文としては、「青天を衝くかのような高い志を持つ」や、「台風を衝(つ)いて出発する」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「勢いよく突き抜けること」の意味で、後者の例文は「障害や悪条件を問題にしないで何かをすること」の意味で使用しています。
以上が「衝くの読み方と意味、”つく”と”つつく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど