結論から言ってしまうと、突くの正しい読み方は「つつく」「つく」の両方になります。
突くの”突”は「つ(く)」「とつ」と読むことができます。
一般的には突くは「つく」と読むことがほとんどで、「つつく」はひらがなで”つつく”と書き表されることがほとんどです。
ただ突くは「つつく」「つく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また突くの”突”に「つつ(く)」という読み方はありませんが、突くを「つつく」と読んでいるのは、当て字によるものです。
「つつく」という言葉の意味に、”突”という漢字の持っている意味が合っていたため、「つつく」に”突く”という漢字が当てられました。
次の章で突くの意味について解説していきます。
突く(つつく)は「軽く何回もつくこと/唆(そそのか)すこと。けしかけること/欠点などを取り上げて問題にすること/箸(はし)で食べ物をつまみとって食べること」の意味として用いられています。
突(つつ)くを用いた例文としては、「彼女の短所を突(つつ)く」や、
「皆で鍋を突(つつ)く」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「彼女の短所を突(つつ)く」の意味で、
後者の例文は「箸で食べ物をつまみとって食べること」の意味で使用しています。
突くを「つつく」と読むと上記のような意味になりますが、「つく」と読むと下記のような意味となります。
このように突くは「つつく」「つく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
突(つ)くを用いた例文としては、「相手の虚(きょ)を突(つ)く」や、
「台風を突(つ)いて出発する」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「相手の欠点や、弱点を攻撃すること」の意味で、
後者の例文は「障害や悪条件を問題にしないで何かをすること」の意味で使用しています。
以上が「突くの読み方と意味、”つつく”と”つく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<突く(つく)の意味>
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど