このページでは身内の読み方と意味、「みうち」と「しんない」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.身内の正しい読み方は「みうち」「しんない」?

 

結論から言ってしまうと、身内の正しい読み方は「みうち」になります

 

身内の”身”は「み」「しん」、”内”は「うち」「ない」と読むことができますが、身内は「みうち」と読むのが正しく、「しんない」と読むのは間違いです

 

 

 

また身内(みうち)のように「身(み)」が用いられている言葉には、
「身柄(みがら)・身銭(みぜに)・白身(しろみ)・肩身(かたみ)」などがあります。

 

身内(みうち)のように「内(うち)」が用いられている言葉には、
「内輪(うちわ)・内堀(うちぼり)・内訳(うちわけ)・御内(おんうち)」などがあります。

 

 

次の章で身内の意味と類義語について解説していきます。

 

2.身内の意味と類義語について

 

身内は「家族やごく親しい関係にある親類のこと/同じ親分に属する子分。また、同じ組織に属する者のこと/体の内部。また、体全体のこと」の意味として用いられています。

 

 

身内を用いた例文としては、「身内の不祥事を隠す」や、「身内にしみわたる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「同じ親分に属する子分。また、同じ組織に属する者のこと」の意味で、後者の例文は「体の内部。また、体全体のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また身内の類義語としては、「内輪(うちわ)・親戚(しんせき)・類縁(るいえん)・血縁(けつえん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても身内と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「身内の読み方と意味、”みうち”と”しんない”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 身内の正しい読み方は「みうち」で、「しんない」は間違い。
  • 身内は「家族やごく親しい関係にある親類のこと/同じ親分に属する子分。また、同じ組織に属する者のこと/体の内部。また、体全体のこと」の意味。
  • 身内の類義語には、「内輪・親戚・類縁・血縁」などがある。

 

 

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