結論から言ってしまうと、身内の正しい読み方は「みうち」になります。
身内の”身”は「み」「しん」、”内”は「うち」「ない」と読むことができますが、身内は「みうち」と読むのが正しく、「しんない」と読むのは間違いです。
また身内(みうち)のように「身(み)」が用いられている言葉には、
「身柄(みがら)・身銭(みぜに)・白身(しろみ)・肩身(かたみ)」などがあります。
身内(みうち)のように「内(うち)」が用いられている言葉には、
「内輪(うちわ)・内堀(うちぼり)・内訳(うちわけ)・御内(おんうち)」などがあります。
次の章で身内の意味と類義語について解説していきます。
身内は「家族やごく親しい関係にある親類のこと/同じ親分に属する子分。また、同じ組織に属する者のこと/体の内部。また、体全体のこと」の意味として用いられています。
身内を用いた例文としては、「身内の不祥事を隠す」や、「身内にしみわたる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「同じ親分に属する子分。また、同じ組織に属する者のこと」の意味で、後者の例文は「体の内部。また、体全体のこと」の意味で使用しています。
また身内の類義語としては、「内輪(うちわ)・親戚(しんせき)・類縁(るいえん)・血縁(けつえん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても身内と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「身内の読み方と意味、”みうち”と”しんない”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>