さて日常的に使われるもので「草臥れる」という言葉があります。
この草臥れるに使用されている漢字(特に”臥”)は普段あまり見ることはなく、どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは草臥れるの読み方と意味、「くたびれる」と「ひしがれる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では草臥れるの正しい読み方は、「くたびれる」「ひしがれる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、草臥れるの正しい読み方は「くたびれる」になります。
草臥れるの”草”は「くさ」「そう」、”臥”は「ふ(す)」「が」と読むことができますが、草臥れるを「ひしがれる」と読むのは間違いです。
「ひしがれる」というのは、”拉がれる”と書き表されるため注意が必要です。
草臥れるの”草”に「くた」、”臥”に「び」という読み方はありませんが、草臥れるを「くたびれる」と読んでいるのは、当て字によるものです。
「くたびれる」という言葉の意味に、”草臥”という言葉の持っている意味が合っていたため、「くたびれる」に”草臥れる”という漢字が当てられました。
次の章で草臥れるの意味と類義語について解説していきます。
では草臥れるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず草臥れるは「くたくたに疲れること/物などが長い間使用されて、痛んだり型が崩れたりすること」の意味として用いられています。
草臥れるを用いた例文としては、「朝から働きっぱなしで草臥れた」や、「草臥れたスーツがある」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「くたくたに疲れること」の意味で、後者の例文は「物などが長い間使用されて、痛んだり型が崩れたりすること」の意味で使用しています。
また草臥れるの類義語としては、「疲労(ひろう)・倦怠(けんたい)・過労(かろう)・疲弊(ひへい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても草臥れると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「草臥れるの読み方と意味、”くたびれる”と”ひしがれる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、