このページでは内法の読み方と意味、「うちのり」と「ないほう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.内法の正しい読み方は「うちのり」「ないほう」?

 

結論から言ってしまうと、内法の正しい読み方は「うちのり」「ないほう」の両方になります

 

内法の”内”は「うち」「ない」、”法”は「のり」「ほう」と読むことができます。

 

 

 

一般的には内法は「うちのり」と読むことがほとんどです。

 

ただ内法は「うちのり」「ないほう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また内法(うちのり)のように「内(うち)」が用いられている言葉には、
「内輪(うちわ)・内面(うちづら)・内堀(うちぼり)・内気(うちき)」などがあります。

 

内法(うちのり)のように「法(のり)」が用いられている言葉は、
内法の他には「外法(そとのり)」しか見つけることができませんでした。

 

 

次の章で内法の意味について解説していきます。

 

2.内法の意味について

 

内法(うちのり)は「容器・管などの厚みを加えない内側で測った寸法のこと/敷居(しきい)と鴨居(かもい)との距離のこと」の意味として用いられています。

 

 

内法を「うちのり」と読むと上記のような意味になりますが、「ないほう」と読むと「容器・管などの厚みを加えない内側で測った寸法のこと」の意味のみとなります

 

このように内法は「うちのり」「ないほう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

また内法の類義語としては、「内径(ないけい)・口径(こうけい)・外法(そとのり)・差し渡し(さしわたし)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても内法と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「内法の読み方と意味、”うちのり”と”ないほう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 内法の正しい読み方は「うちのり」「ないほう」の両方。
  • 内法(うちのり)は「容器・管などの厚みを加えない内側で測った寸法のこと/敷居と鴨居との距離のこと」の意味。
  • 内法(ないほう)は「容器・管などの厚みを加えない内側で測った寸法のこと」の意味。
  • 内法の類義語には、「内径・口径・外法・差し渡し」などがある。

 

 

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