結論から言ってしまうと、内法の正しい読み方は「うちのり」「ないほう」の両方になります。
内法の”内”は「うち」「ない」、”法”は「のり」「ほう」と読むことができます。
一般的には内法は「うちのり」と読むことがほとんどです。
ただ内法は「うちのり」「ないほう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また内法(うちのり)のように「内(うち)」が用いられている言葉には、
「内輪(うちわ)・内面(うちづら)・内堀(うちぼり)・内気(うちき)」などがあります。
内法(うちのり)のように「法(のり)」が用いられている言葉は、
内法の他には「外法(そとのり)」しか見つけることができませんでした。
次の章で内法の意味について解説していきます。
内法(うちのり)は「容器・管などの厚みを加えない内側で測った寸法のこと/敷居(しきい)と鴨居(かもい)との距離のこと」の意味として用いられています。
内法を「うちのり」と読むと上記のような意味になりますが、「ないほう」と読むと「容器・管などの厚みを加えない内側で測った寸法のこと」の意味のみとなります。
このように内法は「うちのり」「ないほう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また内法の類義語としては、「内径(ないけい)・口径(こうけい)・外法(そとのり)・差し渡し(さしわたし)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても内法と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「内法の読み方と意味、”うちのり”と”ないほう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど