さて日常的に使われるもので「黒檀」という言葉があります。
この黒檀に使用されている漢字(特に”檀”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは黒檀の読み方と意味、「こくたん」と「こくだん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.黒檀の正しい読み方は「こくたん」「こくだん」?
では黒檀の正しい読み方は、「こくたん」「こくだん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、黒檀の正しい読み方は「こくたん」になります。
黒檀の”檀”は「たん」「だん」と読むことができますが、黒檀は「こくたん」と読むのが正しく、「こくだん」と読むのは間違いです。
また黒檀(こくたん)のように「黒(こく)」が用いられている言葉には、
「黒白(こくびゃく)・暗黒(あんこく)・漆黒(しっこく)・大黒(だいこく)」などがあります。
黒檀(こくたん)のように「檀(たん)」が用いられている言葉は、
黒檀の他には「紫檀(したん)」しか見つけることができませんでした。
次の章で黒檀の意味について解説していきます。
2.黒檀の意味について
では黒檀の意味について見ていきましょう。
まず黒檀は「カキノキ科の常緑高木のこと」の意味として用いられています。
インド南部およびセイロン島原産で、葉は長楕円形、初夏に淡黄色の柿(かき)に似た花を咲かせます。
材は黒色で堅くてきめ細かく、家具・楽器などに用いられます。
以上が「黒檀の読み方と意味、”こくたん”と”こくだん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 黒檀の正しい読み方は「こくたん」で、「こくだん」は間違い。
- 黒檀は「カキノキ科の常緑高木のこと」の意味。