さて日常的に使われるもので「引率」という言葉があります。
この引率に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
引率がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは引率の読み方と意味、「いんりつ」と「いんそつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.引率の正しい読み方は「いんりつ」「いんそつ」?
では引率の正しい読み方は、「いんりつ」「いんそつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、引率の正しい読み方は「いんそつ」になります。
引率の”率”は「ひき(いる)」「りつ」「そつ」と読むことができますが、
引率は「いんそつ」と読むのが正しく、「いんりつ」と読むのは間違いです。
引率は”引卒”と間違われることも多いですが、”引卒”という言葉は存在しないので注意が必要です。
また引率(いんそつ)のように「率(そつ)」が用いられている言葉には、
「軽率(けいそつ)・真率(しんそつ)・統率(とうそつ)」などがあります。
次の章で引率の意味と類義語について解説していきます。
2.引率の意味と類義語について
では引率の意味と類義語について見ていきましょう。
まず引率は「引き連れること」の意味として用いられています。
引率を用いた例文としては、「生徒を引率する」や、
「A君の親が引率者になります」のような使い方で用いられています。
また引率の類義語としては、「同伴(どうはん)・帯同(たいどう)・同行(どうこう)・連行(れんこう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても引率と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「引率の読み方と意味、”いんりつ”と”いんそつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 引率の正しい読み方は「いんそつ」で、「いんりつ」は間違い。
- 引率は「引き連れること」の意味。
- 引率の類義語には、「同伴・帯同・同行・連行」などがある。