結論から言ってしまうと、当方の正しい読み方は「とうほう」になります。
当方の”方”は「かた」「ほう」と読むことができますが、当方は「とうほう」と読むのが正しく、「とうかた」と読むのは間違いです。
次の章で当方の意味について解説していきます。
当方は「自分の属している方。こちら」の意味として用いられています。
つまり”自分が所属している団体・組織のほう”を意味しています。
日常的に”当方=私”のような使い方をしている人が多いですが、
これは間違った使い方で、当方は一人の場合には使わないので注意してください。
そして当方に対して「先方(せんぽう)」という言葉が使われますが、
先方は「相手の属しているほう」なので、相手の団体・組織の意味になります。
当方を用いた例文としては、「当方からお伺いします」や、「当方の考えとしては」のような使い方で用いられています。
後者の例文である「当方の考えとしては」であれば、「自分たちのほうの団体・組織の考えとしては」という意味です。
個人の意見や考えを述べる際に、私と言ったつもりで当方と言ってしまうと、相手に誤解されてしまう可能性があるので覚えておいてくださいね。
以上が「当方の読み方と意味、”とうほう”と”とうかた”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど