さて日常的に使われるもので「版元」という言葉があります。
この版元に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
版元がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは版元の読み方と意味、「はんもと」と「はんげん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.版元の正しい読み方は「はんもと」「はんげん」?
では版元の正しい読み方は、「はんもと」「はんげん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、版元の正しい読み方は「はんもと」になります。
版元の”元”は「もと」「げん」と読むことができますが、版元は「はんもと」と読むのが正しく、「はんげん」と読むのは間違いです。
また版元(はんもと)のように「版(はん)」が用いられている言葉には、
「版画(はんが)・版木(はんぎ)・版権(はんけん)・図版(ずはん)」などがあります。
版元(はんもと)のように「元(もと)」が用いられている言葉には、
「元手(もとで)・胴元(どうもと)・家元(いえもと)・手元(てもと)」などがあります。
次の章で版元の意味と類義語について解説していきます。
2.版元の意味と類義語について
では版元の意味と類義語について見ていきましょう。
まず版元は「書籍や雑誌などを刊行、販売する事業者。出版社のこと」の意味として用いられています。
版元を用いた例文としては、「版元に問い合わせをする」や、
「版元から直接取り寄せる」のような使い方で用いられています。
また版元の類義語としては、「発行所(はっこうじょ)・本屋(ほんや)・書店(しょてん)・プロダクション」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても版元と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「版元の読み方と意味、”はんもと”と”はんげん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 版元の正しい読み方は「はんもと」で、「はんげん」は間違い。
- 版元は「書籍や雑誌などを刊行、販売する事業者。出版社のこと」の意味。
- 版元の類義語には、「発行所・本屋・書店・プロダクション」などがある。