さて日常的に使われるもので「胴元」という言葉があります。
この胴元に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
胴元がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは胴元の読み方と意味、「どうもと」と「どうげん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.胴元の正しい読み方は「どうもと」「どうげん」?
では胴元の正しい読み方は、「どうもと」「どうげん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、胴元の正しい読み方は「どうもと」になります。
胴元の”元”は「もと」「げん」と読むことができますが、胴元は「どうもと」と読むのが正しく、「どうげん」と読むのは間違いです。
また胴元(どうもと)のように「胴(どう)」が用いられている言葉には、
「胴体(どうたい)・胴着(どうぎ)・胴衣(どうい)・寸胴(ずんどう)」などがあります。
胴元(どうもと)のように「元(もと)」が用いられている言葉には、
「元手(もとで)・身元(みもと)・家元(いえもと)・手元(てもと)」などがあります。
次の章で胴元の意味と類義語について解説していきます。
2.胴元の意味と類義語について
では胴元の意味と類義語について見ていきましょう。
まず胴元は「賭場(とば)を主催している者のこと。また、博打(ばくち)の場所を貸して、出来高の歩合(ぶあい)を取る者のこと」の意味として用いられています。
胴元を用いた例文としては、「胴元の一人勝ちだ」や、
「胴元に支払う場所代を集める」のような使い方で用いられています。
また胴元の類義語としては、「主催者(しゅさいしゃ)・幹事(かんじ)・開催者(かいさいしゃ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても胴元と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「胴元の読み方と意味、”どうもと”と”どうげん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 胴元の正しい読み方は「どうもと」で、「どうげん」は間違い。
- 胴元は「賭場を主催している者のこと。また、博打の場所を貸して、出来高の歩合を取る者のこと」の意味。
- 胴元の類義語には、「主催者・幹事・開催者」などがある。