このページでは根元の読み方と意味、「ねもと」と「こんげん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.根元の正しい読み方は「ねもと」「こんげん」?

 

結論から言ってしまうと、根元の正しい読み方は「ねもと」「こんげん」の両方になります

 

根元の”根”は「ね」「こん」、”元”は「もと」「げん」と読むことができます。

 

 

 

一般的には根元は「ねもと」と読むことが多く、「こんげん」は”根源”と書き表されることが多いです。

 

ただ根元は「ねもと」「こんげん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また根元(ねもと)のように「根(ね)」が用いられている言葉には、
「根城(ねじろ)・根太(ねだ)・心根(こころね)・垣根(かきね)」などがあります。

 

根元(こんげん)のように「根(こん)」が用いられている言葉には、
「根気(こんき)・根拠(こんきょ)・根性(こんじょう)・球根(きゅうこん)」などがあります。

 

 

次の章で根元の意味について解説していきます。

 

2.根元の意味について

 

根元(ねもと)は「根のある部分。根の辺りのこと/物事のおおもと。物事の中心のこと」の意味として用いられています。

 

 

根元を「ねもと」と読むと上記のような意味になりますが、
「こんげん」と読むと「物事のおおもと。物事の中心のこと/物事の始まりのこと」の意味となります

 

このように根元は「ねもと」「こんげん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

根元を用いた例文としては、「木を根元(ねもと)から伐採する」や、
「それが諸悪の根元(こんげん)だ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「根のある部分。根の辺りのこと」の意味で、
後者の例文は「物事のおおもと。物事の中心のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また根元の類義語としては、「基本(きほん)・根幹(こんかん)・本源(ほんげん)・原点(げんてん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても根元と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「根元の読み方と意味、”ねもと”と”こんげん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 根元の正しい読み方は「ねもと」「こんげん」の両方。
  • 根元(ねもと)は「根のある部分。根の辺りのこと/物事のおおもと。物事の中心のこと」の意味。
  • 根元(こんげん)は「物事のおおもと。物事の中心のこと/物事の始まりのこと」の意味。
  • 根元の類義語には、「基本・根幹・本源・原点」などがある。

 

 

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