さて日常的に使われることはあまりないですが、「役牛」という言葉があります。
この役牛に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
役牛がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは役牛の読み方と意味、「えきぎゅう」と「やくぎゅう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.役牛の正しい読み方は「えきぎゅう」「やくぎゅう」?
では役牛の正しい読み方は、「えきぎゅう」「やくぎゅう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、役牛の正しい読み方は「えきぎゅう」になります。
役牛の”役”は「やく」「えき」と読むことができますが、役牛は「えきぎゅう」と読むのが正しく、「やくぎゅう」と読むのは間違いです。
また役牛(えきぎゅう)のように「役(えき)」が用いられている言葉には、
「雑役(ざつえき)・現役(げんえき)・苦役(くえき)・使役(しえき)」などがあります。
役牛(えきぎゅう)のように「牛(ぎゅう)」が用いられている言葉には、
「牛歩(ぎゅうほ)・牛酪(ぎゅうらく)・和牛(わぎゅう)・闘牛(とうぎゅう)」などがあります。
次の章で役牛の意味と類義語について解説していきます。
2.役牛の意味と類義語について
では役牛の意味と類義語について見ていきましょう。
まず役牛は「耕作や運搬などに使う牛のこと」の意味として用いられています。
役牛を用いた例文としては、「役牛がいないと仕事にならない」や、
「ここで飼っているのは乳牛ではなく役牛だ」のような使い方で用いられています。
また役牛の類義語としては、「役畜(えきちく)・肉牛(にくぎゅう)・乳牛(にゅうぎゅう)・闘牛(とうぎゅう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても役牛と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「役牛の読み方と意味、”えきぎゅう”と”やくぎゅう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 役牛の正しい読み方は「えきぎゅう」で、「やくぎゅう」は間違い。
- 役牛は「耕作や運搬などに使う牛のこと」の意味。
- 役牛の類義語には、「役畜・肉牛・乳牛・闘牛」などがある。