結論から言ってしまうと、今上の正しい読み方は「きんじょう」になります。
今上の”今”は「いま」「こん」「きん」と読むことができますが、
今上は「きんじょう」と読むのが正しく、「こんじょう」と読むのは間違いです。
また今上(きんじょう)のように「今(きん)」が用いられている言葉は、今上の他には見つけることができませんでした。
今上(きんじょう)のように「上(じょう)」が用いられている言葉には、
「上昇(じょうしょう)・向上(こうじょう)・至上(しじょう)・屋上(おくじょう)」などがあります。
次の章で今上の意味について解説していきます。
今上は「今上天皇の略で、現在の天皇のこと」の意味として用いられています。
今上だけでも「今上天皇」のことを指しますが、”今上天皇”や”今上陛下(へいか)”と使われることが多いです。
今上を用いた例文としては、「今上天皇が子供だったときの写真」や、「彼は今上陛下の息子だ」のような使い方で用いられています。
また今上の類義語としては、「当代(とうだい)・陛下(へいか)・主上(しゅじょう)・天子(てんし)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても今上と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「今上の読み方と意味、”きんじょう”と”こんじょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど