このページでは教諭の読み方と意味、「きょうろん」と「きょうゆ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.教諭の正しい読み方は「きょうろん」「きょうゆ」?

 

結論から言ってしまうと、教諭の正しい読み方は「きょうゆ」になります

 

教諭の”諭”は「さと(す)」「ゆ」と読むことはできますが、「ろん」と読むことはできないので、教諭を「きょうろん」と読むのは間違いです。

 

 

教諭の”諭(ゆ)”という字は、”論(ろん)”という字によく似ているため注意が必要です。

 

 

 

また教諭(きょうゆ)のように「教(きょう)」が用いられている言葉には、
「教師(きょうし)・教訓(きょうくん)・教鞭(きょうべん)・背教(はいきょう)」などがあります。

 

教諭(きょうゆ)のように「諭(ゆ)」が用いられている言葉には、
「諭旨(ゆし)・諭示(ゆし)・説諭(せつゆ)・告諭(こくゆ)」などがあります。

 

 

次の章で教諭の意味について解説していきます。

 

2.教諭の意味について

 

教諭は「教え諭(さと)すこと/教員免許状を持つ、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・養護学校などの正規の教員のこと」の意味として用いられています。

 

一般的には教諭は後者の意味で使われることがほとんどです。

 

 

 

また教諭の類義語としては、「教師(きょうし)・講師(こうし)・教員(きょういん)・先生(せんせい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても教諭と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「教諭の読み方と意味、”きょうろん”と”きょうゆ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 教諭の正しい読み方は「きょうゆ」で、「きょうろん」は間違い。
  • 教諭は「教え諭すこと/教員免許状を持つ、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・養護学校などの正規の教員のこと」の意味。
  • 教諭の類義語には、「教師・講師・教員・先生」などがある。

 

 

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