さて日常的に使われるもので「文鎮」という言葉があります。
この文鎮に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
文鎮がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは文鎮の読み方と意味、「ぶんちん」と「ぶんしん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.文鎮の正しい読み方は「ぶんちん」「ぶんしん」?
では文鎮の正しい読み方は、「ぶんちん」「ぶんしん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、文鎮の正しい読み方は「ぶんちん」になります。
文鎮の”鎮”は「しず(める)」「ちん」と読むことはできますが、
「しん」と読むことはできないので、文鎮を「ぶんしん」と読むのは間違いです。
また文鎮(ぶんちん)のように「文(ぶん)」が用いられている言葉には、
「人文(じんぶん)・文芸(ぶんげい)・文化(ぶんか)・文学(ぶんがく)」などがあります。
文鎮(ぶんちん)のように「鎮(ちん)」が用いられている言葉には、
「鎮火(ちんか)・鎮圧(ちんあつ)・重鎮(じゅうちん)・地鎮祭(じちんさい)」などがあります。
次の章で文鎮の意味について解説していきます。
2.文鎮の意味について
では文鎮の意味について見ていきましょう。
まず文鎮は「紙や書類が風などで飛んだり動いたりしないように、重しとして載せる文房具のこと」の意味として用いられています。
金属・玉石(ぎょくせき)などの材料で作られ、形状も様々です。
文鎮は一般的には習字で使われることが多いです。
以上が「文鎮の読み方と意味、”ぶんちん”と”ぶんしん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 文鎮の正しい読み方は「ぶんちん」で、「ぶんしん」は間違い。
- 文鎮は「紙や書類が風などで飛んだり動いたりしないように、重しとして載せる文房具のこと」の意味。