このページでは悪寒の読み方と意味、「あっかん」と「おかん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.悪寒の正しい読み方は「あっかん」「おかん」?

 

結論から言ってしまうと、悪寒の正しい読み方は「おかん」になります

 

悪寒の”悪”は「わる」「あく」「お」と読むことができますが、
悪寒は「おかん」と読むのが正しく、「あくかん」「あっかん」と読むのは間違いです

 

 

 

また悪寒(おかん)のように「悪(お)」が用いられている言葉には、
「嫌悪(けんお)・悪阻(おそ)・悪血(おけつ)・好悪(こうお)」などがあります。

 

※悪阻は「おそ」だけでなく、「つわり」とも読むことができます。

 

 

次の章で悪寒の意味と類義語について解説していきます。

 

2.悪寒の意味と類義語について

 

悪寒は「発熱の際に起こる、ぞくぞくとした寒気(さむけ)のこと」の意味として用いられています。

 

 

悪寒は”風邪などの発熱に伴って起こる寒気のこと”で、
発熱以外のときに悪寒という言葉を用いるのは間違いです。

 

特に、発熱などの異常がないのにぞくぞくするときは、「悪寒がする」ではなく「寒気がする」が使い方としては正しいです

 

 

悪寒を用いた例文としては、「先ほどから悪寒がする」や、
「熱が出て、悪寒がする」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また悪寒の類義語としては、「寒気(さむけ)・身震い(みぶるい)・戦慄(せんりつ)・武者震い(むしゃぶるい)」などの言葉が挙げられます。

 

どの言葉についても悪寒と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「悪寒の読み方と意味、”あっかん”と”おかん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 悪寒の正しい読み方は「おかん」で、「あっかん」「あくかん」は間違い。
  • 悪寒は「発熱の際に起こる、ぞくぞくとした寒気のこと」の意味。
  • 悪寒の類義語には、「寒気・身震い・戦慄・武者震い」などがある。

 

 

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