このページでは六角形の読み方と意味、「ろっかくけい」と「ろっかっけい」どちらが正しいのかを解説しています。




1.六角形の正しい読み方は「ろっかくけい」「ろっかっけい」?


結論から言ってしまうと、六角形の正しい読み方は「ろっかくけい」「ろっかっけい」の両方になります


六角形の”角”は「かど」「かく」と読むことができます。



ただ一般的には六角形は「ろっかっけい」と読むことが多いです。




また六角形の”六”の読み方は「ろく」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ろっ」という読み方をすることはできません。


六角のように「ろくかく」ではなく、「ろっかく」と変化して読むのは、日本語の「促音化(そくおんか)」と呼ばれているものです



促音化とは、”2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語(カ行・サ行・タ行・パ行)の前に付いた音が「っ」(これを促音という)に変化する現象のこと”を言います。


六角であれば、六(ろく)+角(かく)なので、角(後ろの語)の前に付いた音である”く”が促音の”っ”に変化します。


(六角形であれば、六角(ろっかく)+形(けい)なので、形(後ろの語)の前に付いた音である”く”が促音の”っ”に変化します)




例えば「楽器(がっき)」や「切削(せっさく)」は促音化なしで読むと、
「がくき」や「せつさく」と読むのが普通です。


もともと”楽”には「がっ」という読み方はないですし、”切”にも「せっ」という読み方は存在しません



ですが日本語では促音化によって促音(「っ」)に変化するため、
「楽(がっ)」「切(せっ)」と変化させて読んでいるのです。


ただすべての言葉が促音化によって促音(「っ」)に変化するわけではないので、注意してください。


次の章で六角形の意味について解説していきます。



2.六角形の意味について


六角形は「6本の線分で囲まれた多角形のこと」の意味として用いられています。



六角形は英語で「hexagon(ヘキサゴン)」といい、内角の和は720°になります。



以上が「六角形の読み方と意味、”ろっかくけい”と”ろっかっけい”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 六角形の正しい読み方は「ろっかくけい」「ろっかっけい」の両方。
  • 六角形は「6本の線分で囲まれた多角形のこと」の意味。



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