さて日常的に使われるもので「三角巾」という言葉があります。

 

この三角巾に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
三角巾がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは三角巾の読み方と意味、「さんかくきん」と「さんかっきん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.三角巾の正しい読み方は「さんかくきん」「さんかっきん」?

 

では三角巾の正しい読み方は、「さんかくきん」「さんかっきん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、三角巾の正しい読み方は「さんかくきん」になります

 

三角巾の”角”は「かど」「かく」(促音化により「かっ」)、”巾”は「きん」と読むことができますが、三角巾を「さんかっきん」と読むのは間違いです。

 

(促音化とは、2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語(カ行・サ行・タ行・パ行)の前に付いた音が「っ」(これを促音という)に変化する現象のこと)

 

 

 

また三角巾(さんかくきん)のように「巾(きん)」が用いられている言葉には、
「巾着(きんちゃく)・頭巾(ずきん)・雑巾(ぞうきん)・布巾(ふきん)」などがあります。

 

 

次の章で三角巾の意味と類義語について解説していきます。

 

2.三角巾の意味と類義語について

 

では三角巾の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず三角巾は「正方形の布を対角線で2つに折り、三角にした布のこと」の意味として用いられています。

 

三角巾は食品を扱うお店で働くときに髪の毛が落ちないようにするために用いられたり、包帯の代わりや、その他の救命処置などに用いられます。

 

 

 

また三角巾の類義語としては、「包帯(ほうたい)・サポーター・ナプキン・バンダナ」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても三角巾と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「三角巾の読み方と意味、”さんかくきん”と”さんかっきん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 三角巾の正しい読み方は「さんかくきん」で、「さんかっきん」は間違い。
  • 三角巾は「正方形の布を対角線で2つに折り、三角にした布のこと」の意味。
  • 三角巾の類義語には、「包帯・サポーター・ナプキン・バンダナ」などがある。

 

 

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